2012年8月9日木曜日

瑞穂の地名(7)箱根ヶ崎-04


第7回目、「箱根ヶ崎」の4回目です。
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一、街道について
 箱根ヶ崎は狭山丘陵の西端にある関係で丘陵をさけて平坦な道を通ろうとしる南北の道路がここに集まっている。
 また、武蔵野の原を旅するものにとって飲み水を得たり、人家のある安全な場所として格好な場所であったから、青梅から江戸方面に出る人々も立寄ることになり、東西の街道もここに集まることになる。
 このようにして、箱根ヶ崎の歴史と生活は、これらの街道をぬきにして考えることはできない。この街道は、農民にとって駄賃稼ぎの場であるとともに、伝馬の負担をもたらすものであり、時の文化の光をもたらすかと思うと、戦争のなまぐさい風をもたらすこともあった。

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・・・次回は、この続きで日光街道の部分です。
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只今【東京瑞穂】のブログでは、東京都西多摩郡瑞穂町の瑞穂町教育委員会が昭和553月に発行した
「瑞穂の地名」をご紹介しています。