2012年8月16日木曜日

瑞穂の地名(14)箱根ヶ崎-11


第14回目、「箱根ヶ崎」11回目です。
下海道です。
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(6)下海道 根岸屋菓子店(もとは、飲食店兼旅籠経営)の南脇を東に入る道。石畑、殿ヶ谷村の南端を通り、岸村に入る。東村山の駅の手前を左折し、清瀬にすすみ、志木河岸に達した。そのため、この道を志木街道とも呼んでいる。
 維新後大江戸街道や江戸街道の利用者は減ったが、狭山丘陵の麓の村々を結ぶこの道を利用するものはかなり多かった。従来は、青梅橋から奈良橋に向う道は山口道といって、山口観音への道或は所沢への細い道であったが、拡巾してバスを通し、大江戸街道と下海道とを結んだ。その為この道が青梅街道呼称されるようになった。
 根岸屋と道を挟んで南側は元名主村山次郎右衛門の屋敷跡でここには高札場があり、一時戸長役場もおかれたことがある。
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・・・次回は、大神海道です。
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※只今【東京瑞穂】のブログでは、東京都西多摩郡瑞穂町の瑞穂町教育委員会が昭和553月に発行した
「瑞穂の地名」をご紹介しています。